手軽に扱える樹脂『Plastimake』を紹介します。何が手軽かと言うと、『Plastimake』と40℃のお湯と氷水があれば加工できるのです。 皆さんの素敵なアイディアと楽しむ心があればきっと楽しい作品ができることでしょう。
更新日: 2015年07月10日
“Plastimake” は粒状の商品で、お湯と氷水があれば簡単に加工できる樹脂です。
出典:Plastimake
40℃のお湯に約2分ほど入れておけば柔らかくなります。
加工が終わって固くする場合には、氷水に入れて一気に固くします。
柔らかくなると透明になり、固まると白くなります。
お湯と氷水を使って、何度でも加工し直せるところが魅力です。
着色料を使って色を付けてしまうと、白色には戻りませんので注意が必要です。
最近では、紫外線で硬化する樹脂を使ったアクセサリ作りを楽しむ方が増えていますが、”Plastimake” は日常生活で用意できるお湯と氷水だけで加工できますので気軽に始めることができて便利です。
アクセサリの作成だけなく、壊れたものや、傷んだ箇所を補強することができます。
水の中で泳がせて、動きが気に入らなければ簡単に作り直すことができます。 刃物で削らなくても、加熱して手直しできますので、材料を無駄にすることがありません。 ルアー釣りが好きな方には、是非試して頂きたいです。
“洗濯物干しハンガー”は樹脂性が多く、屋外で使用することから紫外線で劣化が激しいものです。 特に”ツマミ”が劣化し易いですが、状況次第で直せるかもしれません。 ちょっと壊れただけなのに買う直すのはもったいないことですし、代わりを探すまでの間、壊れた箇所を直して使うことができるでしょう。
スクーターの外装や車のバンパーが破損することがあります。 どちらもABS樹脂製が多いです。”Plastimake” はABS樹脂にもくっつきますから、本格的な修理までの間、補強しておくことができるでしょう。 ABS樹脂をくっつける手頃な素材が少ないので、心強い味方になるでしょう。
化学物質安全性データシート “MSDS” によって、どんな物質で安全に取り扱えるが確認できます。