国際結婚2

日本国籍を残したまま国際結婚に踏み切った!年金はどうなる?

日本国籍を選ぶといいっていうけどどんなメリットがあるの?

更新日: 2015年05月24日

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たとえ外国人と結婚しても、できれば日本国籍は残しておきたいと思うのは日本人として当然でしょう。

年金上も日本国籍を残しておいたほうがいろいろと特典があります。

なんといっても外国籍になってしまうと、国民年金は喪失、脱退一時金を受給すれば年金はなかったことにされてしまいます。

出典:http://www2.city.moriyama.lg.jp/koho/061115/index14.html

年金は喪失しても年金の記録は永久管理される

国籍要件はありませんが、日本の住所にいなければ年金は喪失する場合もあります。

たとえば26歳でで結婚し、海外に転出して、国民年金喪失したとします。

老齢基礎年金が受給できるようになるのは65歳まで記録はほったらかしの状態です。

記録が消えてしまったりしないか不安ですよね。

記録の管理を担うのは、厚生労働大臣から委任を受けた日本年金機構です。

国民年金原簿というものをつくり、被保険者の氏名、資格の取得および喪失、種別の変更、保険料の納付状況、基礎年金番号を永久管理してくれます。

出典:http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=5150

ただ、ここで気を付けなければいけないのは、結婚すると名前が変わってしまうため

日本年金機構で保管されている氏名と受給時の氏名が違うと記録を見つかりにくくなるので

そういったことがないように必ず年金手帳は大切に保管しておくべきです。

なにもない状態で日本年金機構は記録を探すのも大変でしょう。

基礎年金番号は一人1番号。

年金手帳を紛失した場合にはねんきん定期便とかの書類を手に持って、手帳再交付の手続きをしたほうがいいですね。

出典:http://kinyurei.com/052

年金の納付済期間が少なくても大丈夫?

ここで重要なポイントになってくるのが日本国籍です!

年金の受給要件短縮等国会でいろいろ議論されていますが、今現在、年金の受給要件は納付済み期間が最低でも25年以上ないと受給できません。

月数でいうと300月ですね。

さっきの例で考えると、26歳で海外に転出していますから

20歳から60歳までが国民年金強制加入期間であり、

6年間はきちんと国民年金を納めたとしても、のこり19年納付済み期間が足りないことになります :cry:

ここで国籍の問題がでてきます。

救済措置として合算対象期間という制度がある

いわゆるカラ期間と言われるものです。

外国人から帰化して日本国籍を取得した在日中国人等の問題もあり

20歳から65歳の間に日本国籍や永住権を取得した人に限って

20歳から60歳の間の海外在住期間(ただし期間の証明は必要)はカラ期間として

年金の受給要件の計算にいれることができるんです。

出典:http://nakamichisokuho.com/kaigainews/korea/1024852151.html

ただ、昭和36年4月1日以降ですが。

なので、そのカラ期間を利用すれば、国際結婚して相手の国に引っ越ししても、年金の受給要件は心配しなくても大丈夫です。

具体的には、

20歳から26歳まで国民年金の納付済み期間は・・・72月
27歳から60歳まで海外在住とするとカラ期間は・・・408月

そうすると、40年間の年金加入実績があるので、受給要件の25年はOKですよね。

ただ、残念なことにこのカラ期間は年金額の計算には算入されないので、

実際に年金額を計算するときには72月分で計算されます。

外国人のカラ期間でちょっとした豆知識

ちなみに豆知識ですが、昭和56年12月31日までは

日本にいてもいなくても外国人は国民年金に加入することができませんでした。

なので、日本に住所を有しているいないにかかわらず

昭和56年12月31日まではカラ期間に算入することができるのです。

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