猫背

甘く見ていると実は怖い!種類によって症状が違うさまざまな腰痛

立っていても座っていてもつらい腰痛。ひとえに腰痛と言っても、さまざまな種類の症状があるってご存知ですか?腰痛の症状についてご紹介します。

更新日: 2015年05月18日

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腰痛の症状はさまざま

腰痛は姿勢の悪さが原因で起こると思っていませんか?

もちろん猫背などの姿勢の悪さも関係していますが、中にはストレスなどの精神的なものや、体の内側の異変から発症する場合もあるんです。

軽い腰痛だと思って侮ると病気が進行してしまうかもしれません。

そうならないためにも、腰痛の種類や症状を知っておきましょう!

①姿勢の悪さや骨の炎症で腰痛になる場合

ぎっくり腰

一般的によく知られている腰痛として「ぎっくり腰」がありますが、これは腰への負担が増加したり、年齢とともに腰の組織が弱まってくることが原因で起こります。

重たいものを抱え上げた時など、ある特定の体制を取った時に突発的に腰の激しい痛みに襲われ、場合によっては動けないほどの痛みになることもあります。

治療法としては腰を動かさないよう、安静にすることがもっとも大切です。

できるだけ腰に負担を掛けないよう、横になって痛みが弱くなるまで安静にしていましょう。

腰痛症

腰痛症は日々の生活で常に腰の痛みを感じたり、腰の重さを感じるなどの慢性的な腰痛を感じる症状です。

ある特定の体制を取った時に発症するぎっくり腰とは違い、明確な原因もわからないため、診察を受けても原因がわかりにくい症状です。

現在、日本人の1000万人以上が腰痛で悩んでいます。つまり約10人に1人が「腰痛持ち」です。また、日本人の90%が一生に一度は腰痛を経験すると言われています。

出典:http://yo-tsu.org/youtsushou.html

このように国民的な病気になっている腰痛ですが、そのほとんどが原因のわからない腰痛症だと言われています。

はっきりとした原因はわかりませんが、日頃の姿勢の悪さや猫背、長時間同じ姿勢をとり続けるなど、腰への負担が原因の一つと考えられています。運動不足などの生活習慣も関係していると言われています。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアはぎっくり腰に似ていますが、突発的に激しい腰の痛みにおそわれるぎっくり腰の症状と、慢性的に鈍い腰痛が続くという症状が合わさった腰痛です。

腰を曲げたり前かがみになると痛みがひどくなり、足のしびれを感じるなどの坐骨神経痛を伴いますが、急に激しく痛みだすこともあります。

悪化すると歩くことが難しくなり歩行障害になることもあります。また神経が傷つくと頻尿など尿への障害も発生します。

無理な体勢を取らないようにすれば自然に回復しますが、症状によっては治療や手術が必要な場合があります。

マッサージを行ったり、長時間同じ姿勢を取らないようにしたり、正しい姿勢を心掛けて腰への負担を軽減しましょう。

②体の内側からくる腰痛

胃がんによる腰痛

胃がんは初期症状がほとんどなく、自覚のないまま進行してしまう怖い病気です。

しかし初期症状として「腰痛」を感じることがあります。それまで腰痛を感じておらず、重い物を抱えても腰痛を感じることがなかったのに、腰に痛みや違和感を感じる・・・という場合は、胃がんの可能性があります。

胃がんは死亡率も高い病気ですが、早いうちに治療できればほぼ完治します。

心当たりがないのに腰痛や腰の違和感を感じたら、すぐに診察を受けるようにしましょう。

肝臓がん

肝臓がんは男性に多く見られる病気です。

胃がんと同様に初期症状がほとんどなく、気づいたときには進行しているという場合が多いです。

自覚症状のないまま進行していきますが、中には腰痛を感じる場合があります。

肝臓がんになるとお腹が膨らんだり背中に痛みを感じやすくなります。これは肝臓が肥大して神経などを圧迫しておこるもので、その結果腰にまで痛みを感じるようになります。また、腰痛以外にも、体が疲れやすくなったり、だるさを感じるようになるなどの症状もあります。

腰痛を感じるようになった場合は肝臓がんが進行して悪化している可能性があるので、早めに診察を受けましょう。

大腸がん

便の全体に血が混ざっていたり、下痢や便秘がひどくなったり、腹痛や腰痛を感じるようになった場合は、大腸がんの可能性があります。

腰痛とは関係がないようにも思えますが、大腸がんによって腰の神経が圧迫されると痛みを感じるようになります。

早期発見ができれば手術によって完治することができるので、腰の痛みを感じたり、便に血が混ざっているなどの異常があればすぐに診察を受けるようにしましょう。

③精神的なものからくる腰痛

心因性腰痛

心因性腰痛は精神的なストレスなどから発症する腰痛です。

腰痛を感じて診察を受けても原因や症状がはっきりとしない場合が多くあります。

慢性腰痛を訴える患者さんの、およそ8割には抗うつ状態が見られるとも言われており、精神的な外傷やストレスなどの心の問題が腰痛に大きく関係していることは事実でしょう。

出典:http://koshiitai.com/byouki_shininseiyoutsuu.html

心因性腰痛の場合は、腰の痛みを和らげることはもちろんですが、精神的なストレスのもとになっているものを取り除くことも必要です。
できるだけストレスを溜めこまず、疲労を回復させるように睡眠や食生活などの生活習慣に気を付ける必要があります。

まとめ

ひとまとめに腰痛と言っても、原因や症状はさまざまです。

たかが腰痛と思わず、異変を感じたら診察を受けるようにしましょう。

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