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仕事をやめたら健康保険は使えない?

会社を辞めた後でも健康保険から給付を受けられるって知っていますか?一定の条件を満たした場合には資格喪失後でも保険給付を受けることができます。

更新日: 2015年04月10日

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意外と知られていませんが、会社を辞めた後でも健康保険から給付を受けられるって知っていますか?

一般的には、会社を辞めたら健康保険の資格は喪失し、使えません。

でも、一定の条件を満たした場合には資格喪失後でも保険給付を受けることができます。

傷病手当金または出産手当金が対象

まず、条件が大きく2つあります。

①1年以上の被保険者であった者

②資格を喪失した際に傷病手当金または出産手当金の支給を受けているものであること

 

1年以上の被保険者であった者とは?

被保険者の資格を喪失した前日まで引き続き1年以上被保険者であった者をいいます。

必ずしも同じ会社の被保険者である必要はないのですが、

「引き続き」というのがポイントで、資格の得喪ががあっても法律上連続していることが大切です。

特例退職被保険者になった場合には対象にならないので注意が必要です。

 

資格を喪失した際に傷病手当金または出産手当金の支給を受けているものであること

社会保険の資格を喪失しても、引き続き傷病手当金や出産手当金が受け取る状態にある者であれば、

引き続き傷病手当金や出産手当金を受け取れるということになります。

支給されないのは、新たな傷病の療養のために労務不能になり、

休み始めて3日目に退職した場合には、「傷病手当金を受けいた」ことにならないため、支給の対象になりません。

ほかにも、資格喪失後も残務整理や勤務体系の変更でそのまま会社に出勤し続けた場合も労務不能ではないので支給されませんし、

待期期間3日間を待たずして退職した場合も同様です。

なので、ケガや病気、出産で退職される場合には、こういう給付も念頭において退職日を考えるといいでしょう。

 

支給期間はどうなるの?

資格喪失後の手当金は、被保険者資格喪失前後を通算して法定の支給期間が終了するまで支給されます。

たとえば、傷病手当金の法定支給期間は、1年6月間です。

なので、傷病手当金の支給期間は、資格喪失前に支給開始2月経過していれば、残りの1年4月分を限度として

資格喪失後も手当を支給できるのです。

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